ニュース
- ニュース一覧
- 虫が岐阜の茶産業を救う?! 岐阜大学が中学校で出前授業 理系進学目指すきっかけに 岐阜市
虫が岐阜の茶産業を救う?! 岐阜大学が中学校で出前授業 理系進学目指すきっかけに 岐阜市

理系の研究の面白さや進路選択について考える出前授業が14日、岐阜市の中学校で行われました。
この出前授業は理系の研究や職業について知ってもらい進路選択後をイメージしてもらおうと岐阜大学が企画したものです。
今回は、岐阜市の長良中学校の2年生約90人が参加し、岐阜大学応用生物科学部の勝野那嘉子准教授が講師を務めました。
勝野准教授は「虫が岐阜の茶産業を救う!?」と題し、害虫の一種、ヨコバイが茶葉をかじることでお茶の香りが増すことを実験結果を示しながら解説しました。
ヨコバイが茶葉をかじった紅茶を試飲した生徒らは「普段飲む紅茶より味が濃く、香りが強くておいしく感じた」などと発表し、おいしさと生き物の意外な関係性に興味をひかれていました。
※岐阜大学 応用生物科学部 勝野 那嘉子准教授
「中学生の時に将来の夢を決めるっていうのはなかなか難しいかもしれないんですけど、思いがけないところに自分の将来を決めるきっかけがあるかなと思うので、常に臆することなく、いろんなことを経験してほしいと思います」