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60代女性500万円詐欺被害 「犯罪に関与した疑いがある」警察官など騙(かた)るうその電話 岐阜・多治見署

土岐市に住む60代の女性がデジタル庁の職員や警察官を名乗る男らからのうその電話で、現金500万円をだまし取られたことが分かりました。
警察によりますと、6月19日午前9時半ごろ、土岐市に住む60代のアルバイトの女性の自宅に、デジタル庁の職員を名乗る男から「あなた名義の通帳と電話番号が不正に使われている」などと電話がありました。
その後、電話を代わった警察官を名乗る男から「犯罪グループを捕まえて話を聞いたところ、あなたが犯罪に関与した疑いがある」などと告げられました。
立て続けに、検察官を名乗る男から「あなたのお金が犯罪に使われていないか確認する。金融庁の者が取りに行く」などと言われ、7月1日に指定された瑞浪市内の神社で、金融庁職員を名乗る男に現金500万円を手渡してしまったということです。
女性は男らとSNSを通じてやり取りをしていて、7月15日、突如連絡が取れなくなったことから、不審に思って警察に相談したということです。
警察が特殊詐欺事件として捜査するとともに「警察や検察などが、現金を渡すよう依頼することはない。電話でお金に関する話があった場合は詐欺を疑って」と呼びかけています。