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70代女性が株購入名目で1630万円詐欺被害 犯人から「落ち着いて堂々と」と指示 岐阜・下呂警察署  

下呂市の70代のパート従業員の女性がSNS上で株の購入を名目に、計約1630万円...
女性と相手とのメッセージのやり取り=岐阜県警提供

 下呂市の70代のパート従業員の女性がSNS上で株の購入を名目に、計約1630万円をだまし取られたことが11日、分かりました。

 警察によりますと、女性は今年6月ごろ、携帯電話で「優良株を教えます」とうたった広告サイトにアクセスしたところ、サイト内で個人のアカウントから株の情報に関するSNSアプリに招待されました。

 その後、相手が株価が上昇している銘柄などを示したことから、女性は購入資金の名目で7回にわたって計約1630万円を指定された口座に送金しました。

 7月10日、8回目の送金の際に金融機関の職員から送金を止められ、警察に相談したことから被害が発覚しました。

 相手は、SNS上のメッセージで、送金時に周囲から怪しまれないように「親族・友人への送金と伝え、落ち着いて堂々とした態度でいれば大丈夫」などと指示していたということです。

 警察は面識のない人からのSNSを通じた投資を勧誘された場合は真っ先に詐欺を疑い、警察へ通報するよう呼びかけています。

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