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参院選ぎふ 後半戦へ 与野党は支持固めに注力 岐阜県選挙区

参議院選挙は折り返し、新人6人が1議席を争う岐阜県選挙区では自民党が早くも総決起大会を開いて結束高めた一方、立憲民主党は国民民主党県連との連携を強調。与野党は対決姿勢を鮮明にして後半戦に突入しました。
自民党の若井敦子候補の陣営は、選挙戦の半ばで早くも総決起大会を開き、県選出の野田聖子衆議院議員や地方議員ら約800人が集まりました。
※【自民党 若井敦子 候補】
「地方創生を実現する強い決意のもと、子どもたちに誇れる未来を実現させるために、挑戦しています」
※【自民党 野田聖子 衆議院議員】
「この参議院選挙、最高の候補者を自民党県連は、満場一致で選んでくれました。これまでの自民党をひっくり返して、新しく多くの人たちに、若い人たちに信頼される政党に蘇らせてほしい」
※【立憲民主党 服部学 候補】
「物価が上がっていて、実質賃金は追いついていない。働く人は苦しんでいる。この状況を変えていきたい」
一方、立憲民主党の服部学候補の応援には連日、党本部の幹部級が駆け付ける中、県連として支持する国民民主党の伊藤正博代表と仙田晃宏衆議院議員もマイクを握り、両党の連携をアピールしました。
※【国民民主党県連 伊藤正博 代表】
「投票に行ってもらうことを、残りの1週間で国民民主党支持者に高めていくことが、服部候補者の支援につながる。前回の54%を上回って、60%近い投票率になれば、この選挙に勝てると思います」
2人を追いかける参政党の瀬尾英志候補は、党の知名度向上に手応えを感じながらも浮動票の掘り起こしに注力します。
※【参政党 瀬尾英志 候補】
「支持はしっかりと広がっていると思います。岐阜選挙区をとるには、まだまだです。しかし良きところまでは来ている。これまで選挙に行かなかった人たちに行ってもらえるように、票を伸ばしていきたい」
一方、共産党の三尾圭司候補は与党の批判と共に他の野党との違いも示しながら党の存在感をアピールします。
※【共産党 三尾圭司 候補】
「今この日本の中で、1億円を稼ぐ人はどれぐらいいるのでしょうか、約2万8500人です。私たちは消費をしたら10%がかかってくる。小規模事業者のフリーランスは、払わなくてもよかったのに、インボイス制度を導入されて、少ない売り上げから吸い取られている」
岐阜県選挙区にはこのほか、無所属で会社員の伊藤あゆみさん、政治団体NHK党で行政書士の小池裕之さんが立候補していて、SNSを使って、独自の戦いを続けています。
参議院選挙の投開票は、7月20日です。