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岐阜城楽市で交通安全県民運動出発式 信長公ゆかりの地からおもてなし運転発信 岐阜県警

11日から始まる夏の交通安全県民運動に先立って、岐阜県警は10日、岐阜公園内の岐阜城楽市で出発式を行い、行楽シーズンに向けて事故防止の決意を新たにしました。
式には、県警と県や市の職員らおよそ100人が参加し、初めに柴橋正直岐阜市長が「多くの方々が県外から集まる季節を迎えるので、何よりも交通安全の啓発を第一に行っていただきたい」とあいさつしました。
さらに県警の桂川勝広交通部長は「高齢者の事故も多くなっている。高齢者に向けた呼びかけにも力を入れていく必要がある」と話しました。
また、岐阜市の芽含幼稚園の園児らから色画用紙に「道路で遊びません」「飛び出しません」など交通安全の誓いが書かれたメッセージカードが柴橋市長と桂川交通部長に手渡され、参加者から拍手を受けていました。
その後は、交通部長の号令で白バイやパトカーなどおよそ20台がりりしく出発しました。
ことしの運動では事故割合の多い高齢者の事故防止をはじめ、自転車のヘルメット着用の促進や横断歩道での歩行者最優先の徹底などを重点的に啓発します。
※交通部 谷口慎一交通企画課長
「ことしの県内の交通死者は、昨年よりも若干減ってはおりますけれども、夏から秋にかけて毎年交通事故が増加するというデータが統計で出ております。そういった被害を抑え込む意味でも、この運動は非常に重要なものだと考えておりますので、県警あげて取り組んでいく所存です」
県警によりますと、県内での人身事故件数は9日までで1469件で、去年の同じ時期に比べわずかに増加し、死亡者数は24人で、うち19人が高齢者だということです。
この運動は、7月20日まで行われます。