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雪室で熟成 「飛騨かわい雪中酒」の出荷はじまる 岐阜県飛騨市

天然雪の雪室の中で熟成させた酒「飛騨かわい雪中酒」の出荷作業が、2日から岐阜県飛...
雪室で熟成された飛騨かわい雪中酒=飛騨市河合町稲越、2日

 天然雪の雪室の中で熟成させた酒「飛騨かわい雪中酒」の出荷作業が、2日から岐阜県飛騨市ではじまりました。

 雪中酒は冬しか味わえない生酒を夏に味わってもらおうと、冬に仕込んだ酒を室温0度前後の「雪室」の中で約3カ月寝かせて毎年夏に出荷します。

 2日、飛騨市河合町稲越の雪室から約1000本の4合瓶を取り出し、雪室からバックホーで削り出した雪を除雪機や軽トラックで運び出すと、販売元の「飛騨ゆい」と、地元酒造店の関係者ら約30人が発泡スチロールの箱に天然雪と桃の小枝と一緒に詰めていきました。

 また、毎年好評の天然雪で作る高さ35センチの雪だるまも、目や鼻を付けて出荷されました。

※飛騨ゆい 中畑 広一社長
「今年は雪が多かったということで熟成が良く、とてもおいしくなっています。是非みなさまお買い上げ下さい」

 雪中酒は3000本の限定販売で、価格は送料込みで1本入りが4500円、2本入りが7800円です。

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