都市対抗野球　西濃運輸はヤマハに逆転勝ち　第２代表で本大会へ

　第９６回都市対抗野球大会東海地区２次予選の第２代表決定戦が２１日、愛知県岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われ、大垣市の西濃運輸は浜松市のヤマハを４対３で下し、５年連続４２回目の本大会出場を決めました。

　西濃運輸の先発、森岡は立ち上がり、制球が定まらず、２つのフォアボールを与えて１アウト２塁１塁とされるとヤマハの４番、森川に３ランホームランを浴び、初回にいきなり３点を奪われます。

　反撃したい西濃運輸は、３回２アウトから１番福島が２ベースヒット、続く２番北野も内野安打でチャンスを広げると、３番キャプテンの野﨑がタイムリーヒット。３連打で１点を返します。

　２回以降、粘り強いピッチングでしのぐ森岡をバックが盛り立てます。

　守備からリズムをつかんだ西濃運輸は６回、代打の河田が起用に応える２点タイムリーベースで１点差に詰め寄ります。

　なおもチャンスは続き、２アウトランナー３塁２塁の場面で、２番北野の打球を相手ショートが悪送球。ランナー２人が返り、逆転に成功します。

　西濃運輸は９回に１アウト満塁のピンチを迎えますが８回からマウンドの塩本がリードを守り切り、４対３の逆転勝利で第２代表での本大会出場の切符をつかみました。

　東京ドームで開催される本大会は８月２８日に開幕します。