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「クラスメイトの服を汚したら?」児童ら法教育の理解深める 岐阜市の小学校で出前授業

身近な暮らしの中から法教育について考える出前授業が16日、岐阜市の小学校で行われました。
出前授業は、長良西小学校と県弁護士会が連携して企画されたもので6年生の児童約100人が参加しました。
このうち、6年3組の授業では武藤玲央奈弁護士と藤井奈々弁護士が講師を務め、「人に迷惑をかけたとき、かけられたとき、どうやって解決すればいいか」をテーマに、身近なトラブルを事例にしながら児童らが意見を出し合いました。
「クラスメイトのカバンにひっかかって給食のスープをこぼし、クラスメイトの服を汚してしまった」という事例では、「わざと」「急いで走って」「地震でよろけて」などケースに分けて解決策を話し合い、「スープをこぼした本人のみが洗うべき」「クラスメイトと一緒に洗うべき」など責任の度合いや対応法などについて率直な意見が交わされました。
武藤弁護士らは「法律ではどちらが悪いか割合で決めることがある」とアドバイスし、「話し合って解決することが大切」と呼びかけました。
※参加した児童は
「弁護士の方から話を聞ける機会はあまりなかったので、すごく楽しい時間でした。今後社会に出てからもこういう風に問題解決していく場面があると思うので、今回学んだことを生かしていきたいです」