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岐阜県美濃市のスタートアップ企業 「EC×音楽」で業界に新たな風

美濃市に拠点を構えるスタートアップ企業が「音楽とEC(=ネット上での商品売買ビジ...
ECと音楽の融合に挑戦するBISITSの宮島大輔社長(右)と元RADWIMPSの桑原彰さん

 美濃市に拠点を構えるスタートアップ企業が「音楽とEC(=ネット上での商品売買ビジネス)」を掛け合わせた新しいビジネスをスタートします。

 美濃市のスタートアップ企業BISITSは、国産生地をハンドメイド作家向けに販売するオンラインショップ「生地のM」を運営する企業で、昨年アパレルメーカーなどの商品の販売も支援しようと、独自のECアプリ『macroz(マクロズ)』を開発しました。

 現在は自社製品のみの取り扱いですが、今年8月の本格運用に向けさまざまなメーカーとの連携を進めています。
 そして、他のECサイトと差別化する大きなポイントが「音楽」との融合です。

※BISITS 宮島大輔社長
「事業を始めた時に『音楽を掛け合わせて事業ができないか』という構想があって、ECのプラットフォームを作ろうと考えていた時に発想を得た」

 元バンドマンの宮島大輔社長は、共通の知人を通じて知り合った元RADWIMPSのギタリスト・桑原彰さんに楽曲制作を依頼。ECと音楽を組み合わせた、新しい購買体験の提供に挑戦します。

※元RADWIMPS 桑原彰さん
「ECサイトで音楽とかあまり聞かないだろうし、そこをあえて作り込むというのが面白い試みだなと思う。実際にECサイトで商品を買おうとしている人を後押しできるような音楽ができたらいいなと思っている」

※BISITS 宮島大輔社長
「僕らのECプラットフォームは、一番後発的なECプラットフォームになる。楽天やアマゾンが市場を獲ってしまった後のプラットフォームにどういう風に参戦していこうかと考えた時、アーティストと手を組む、アパレルブランドと手を組むなど楽天やアマゾンができなかった領域というのを僕らができるのではと思っている」

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