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夏の参院選 岐阜県内の与野党の動きが活発化 野党候補者の一本化が焦点

夏の参院選が迫る中、改選数1の岐阜選挙区にはこれまでに新人6人が出馬を表明していて県内の与野党の動きが活発化しています。逆風を受ける自民党に対して、野党は候補者一本化に向けて調整が図られるか焦点となっています。
この週末、岐阜を訪れたのは日本維新の会の吉村洋文代表。岐阜選挙区で出馬予定の山田良司氏の応援に駆け付けた吉村代表は街頭演説で「岐阜の1人区でいろんな政党がバラバラとやるのではなく、勝ち残った方が自民党をたたきにいくというのをやらせてもらいたい」と訴え、改選1人区の岐阜と和歌山で野党候補者を一本化する「予備選」を実施したい考えを示しました。
※日本維新の会 吉村洋文 代表
「与党過半数割れを目指す。そうすると政策が実現することができてくる。岐阜と和歌山でぶつかります」
日本維新の会で出馬予定の山田良司氏は「予備選になった場合、勝っても負けても結果に従う」としています。
新人の服部学氏を擁立している立憲民主党。党岐阜県連の今井雅人代表は2日、予備選の打診について、ぎふチャンの取材に対し、次のように答えました。
※立憲民主党岐阜県連 今井雅人代表
「候補者をできるだけ野党が一本化したほうがいいというのは私も同じ考え。これは岐阜県だけで考えるのではなくて政党間の話し合いなので、党本部に判断を委ねている」
一方、自民党が擁立する若井敦子氏は岐阜市内のホテルで、支援者向けの講演会を行い、厳しい選挙戦となる見通しを示しました。
※自民党公認候補 若井敦子 氏
「人口減少・少子高齢化を乗り越えてみせる。地方創生を実現してみせるという強い覚悟のもとで、この夏の戦いを挑みます」
※自民党公認候補 若井敦子 氏
「1人でも多くの方に私の気持ちを伝えていくことがとても大事になってくると思います。多くの人に賛同してもらいたい」
参院選岐阜選挙区(改選数1)をめぐっては、これまでに、自民党、立憲民主党、日本維新の会のほか、共産党、参政党、NHK党が新人候補の擁立を表明しています。