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大野泰正議員の初公判 9月に 参院選絡み疑念訴え 自民派閥の裏金事件

ことしの夏の参院選で改選期を迎える岐阜選挙区の現職、大野泰正氏が自らのホームペー...
大野泰正参議院議員

 ことしの夏の参院選で改選期を迎える岐阜選挙区の現職、大野泰正氏が自らのホームページなどで一連の裏金事件で在宅起訴された自身の初公判が9月に開かれる予定になったと明らかにしました。投稿では「潔白を証明する機会を与えられない厳しい状況にさらされている」と訴えています。

 投稿されたのは12日で、「いまお伝えしたいこと」と題し「当初は起訴後すぐに裁判が始まるものと考えていましたが、裁判の手続きや準備のために私が思っている以上に時間を要し、ようやく今年9月に初公判を迎える予定です」と記しています。

 続けて、「これだけ時間を要していることが今年7月に行われる国政選挙との兼ね合いによって意図的に調整されているのではないかーーそうした疑念を抱かざるを得ないほど、私にとっても不自然で苦しい時間が続いています」と訴えています。

 また、「国会議員として、国民のために働くことが何よりも重要で、私の責務」「より良い社会の実現に向けて行動し続ける」などと決意を示していますが、ことしの夏の参院選への出馬については言及していません。

 大野氏は、一連の裏金事件を巡って去年1月に政治資金規正法違反の罪で在宅起訴され、自民党を離党しています。

 なお、参院選を巡っては、改選数1の岐阜選挙区に、これまでに自民党、立憲民主党、日本維新の会、共産党、参政党がいずれも新人候補を擁立しています。

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