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7月に「夜間中学」体験会 江崎県知事「不登校の子どもの学びの場にも」 岐阜県教育委員会

岐阜県と県教育委員会は27日、さまざまな理由で義務教育を修了できなかった人たちな...
夜間中学の体験会の開催を発表する江崎禎英県知事(左)と堀貴雄県教育長=27日、県庁

 岐阜県と県教育委員会は27日、さまざまな理由で義務教育を修了できなかった人たちなどを対象に授業を行う夜間中学の開校に向けて、7月に体験会を開催すると発表しました。

 「夜間中学」をめぐっては、文部科学省が2027年度までに全ての都道府県に設置することを目指していて、32都道府県にすでに設置されていますが、岐阜県にはまだ設置されていません。

 県教委では、他県の事例や県内市町村への聞き取りなどから、戦中戦後の混乱期に義務教育を学ぶ機会を失った人たちのほか、在住外国人や不登校で十分に授業が受けられなかった人たちからのニーズも少なくないとしています。

※江崎 禎英知事
 「今までの教育の中で、はまらなかった人たちや35万人も不登校の人がいる中で学びたいという気持ちはあり、例えば外国人や社会人が新しい環境の中だったら勉強できるかもしれないので、チャンスもあると思っている人もいる。おそらく保護者の方もたくさんいらっしゃると期待している」


 体験会では模擬授業が行われ、大垣市の市青年の家で行われる西濃会場で7月24日・25日・26日、岐阜市のハートフルスクエアーGで行われる岐阜会場で7月27日・28日・30日に開催されます。

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