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警察庁指定広域技能指導官 岐阜県警から新たに2人指定 全国の警察職員に助言

専門的な捜査の技能や知識を持ち、全国の警察職員に助言する「警察庁指定広域技能指導官」に岐阜県警から新たに2人が指定されました。県警での指定は、退職者も含め今回で8人となります。
広域技能指導官の指定を受けたのは、生活安全部人身安全対策課調査官の平田光司警視と刑事部捜査第三課課長補佐の石原庸祐警部です。
平田警視は、少年事件の捜査が長く少女らへのわいせつ行為などの「福祉犯捜査」で選ばれました。
印象的な事件として、女子高生のみだらな姿をライブチャットで配信していたサイト経営者の全国初摘発を挙げ、「関係省庁との綿密な打ち合わせが必要で、年単位の地道な捜査の積み重ねが実を結んだ」と振り返りました。
一方、石原警部は、「窃盗犯捜査」で指定を受けました。父親も警察官で、同じ窃盗事件を専門としていたということです。
最近あったベトナム人によるドラッグストアでの集団万引事件では、多角的に法令を駆使して解明につなげ、「罪名にこだわらず、いかに被害者を少なくするのかということにこだわりたい」と決意を新たにしていました。