北アルプスの安全な登山を呼びかけ　春山登山シーズン　岐阜県高山市

　北アルプスの春山登山のシーズンに合わせ、安全な登山を呼びかけようと岐阜県や岐阜県警は２６日、高山市で啓発活動を行いました。　

　高山市奥飛騨温泉郷の新穂高登山指導センターで行われた啓発活動には、県防災課の職員と県警山岳警備隊の隊員ら８人が参加しました。

　職員や隊員らは啓発パネルを設置したり、県内外から訪れた登山者に啓発グッズを手渡したりしながら「安全な登山をお願いします」と声をかけていました。　　　　　

※東京からの登山客
「天候の急変と雪崩に気を付けて安全に行ってきます」

※岐阜県警山岳警備隊　陶山慎二郎副隊長
「春山は、天気が周期的に変化する時期でもあり、低体温症による遭難も多い時期でもありますので、万全な装備で無理をせず、安全な登山に努めて頂ければと思います」

県警山岳警備隊では、５月７日までの春山警備の期間中、新穂高登山指導センターや穂高岳山荘に
隊員を常駐させるなどして山岳遭難の対応を強化します。