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ゆで卵の殻割り器を商品化 岐南工業高校の生徒が開発 岐阜市

ゆで卵の殻がつるっとむける容器「ゆで卵の殻割り器」を開発・商品化した高校生が岐阜市役所を訪れ、商品化に至る経緯などを柴橋正直市長に語りました。
この商品を開発したのは、岐南工業高校を3月に卒業した永田光希さんと豊田倫久さんです。
豊田さんが母親の手伝いで卵の殻をむいていた時になかなかうまくむけず、同じ部活動に所属する永田さんに相談したことがきっかけで開発が始まりました。
容器の底にある突起に卵を押し当てて殻に穴を開け、上下の容器で挟み込むと全体にひびが入り、殻がむけやすくなる仕組みです。
また、生卵の黄身と白身を分ける機能も備えています。
商品化を目指した2人はビジネスパートナーを募り、岐阜市の金型メーカー「岐阜多田精機」が協力を申し出で、1000個の容器が製作されました。
完成までに数百個の卵を使って試行錯誤を重ねたと振り返った2人に対し、柴橋市長は「今まで開発に向けた情熱を社会人になってからも発揮してほしい」とエールを送りました。
※豊田倫久さん
「この商品に至るまでにたくさんの人たちに支えてもらって本当にありがたいと思っています」
※永田光希さん
「市内で1週間、1000個売り切れるようにがんばります」
この商品は税込み300円で3月14日から3日間、岐阜市のカラフルタウン岐阜などで販売されるほか、17日には岐阜市役所や市内のスーパーでも取り扱うということです。
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