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「百十郎桜」咲き始める 見ごろまであと少し 岐阜県各務原市の新境川堤
「百十郎桜」の名前で親しまれる各務原市の桜の名所、新境川堤の桜が咲き始め、多くの人でにぎわっています。
百十郎桜は地元出身の歌舞伎役者・市川百十郎が昭和初期に苗木を贈ったことが由来とされていて、新境川の両岸を約1000本のソメイヨシノが彩っています。
各務原市によりますと、桜は二分、三分咲きで、見頃にはもう少しかかるということです。
桜並木近くの各務原市民公園一帯では、3月30日から4月7日まで桜まつりが開かれていて、キッチンカーや出店が並び多くの人でにぎわっています。
ことしから登場した「シン・お花見スポット」。川の中央に設置された約50メートルに遊歩道からは両岸の桜並木を楽しむことができます。
遊歩道「さくら花道」は桜まつりにあわせて各務原青年会議所が設置したもので、夜間は「光るさくら花道」としてライトアップされています。
遊歩道には通行料が必要で、昼間は1回300円、夜間は500円となっていますが、桜が二分、三分咲きということもあり、しばらくは料金が割引されるということです。
※各務原青年会議所 巖晃司理事長
「まだ二分咲き、三分咲きですが、週末、満開になるように私たち桜を愛していきたいと思いますので、ご来場をお待ちしております」
収益の一部は、能登半島地震の被災地支援や桜の保全に充てられるといい、「シン・お花見スポット」は桜まつり期間中の4月7日まで行われています。
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