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美濃市内の飲食店が提供した弁当で食中毒 33人が下痢や嘔吐 29日から営業禁止処分に
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美濃市内の飲食店で調理された弁当を原因とする食中毒が発生し、関保健所は29日からこの店を営業禁止処分としました。
食中毒が発生したのは、美濃市常盤町の飲食店「Cafe+Bar Ricca」です。
関保健所に入った連絡によりますと、この店で調理された弁当を23日の昼に食べた複数人が2日後の25日に体調不良を訴えたということです。また、25日に弁当を食べた複数人がその翌日以降に体調不良になりました。
保健所が調査したところ、弁当を食べた3つのグループの男女合わせて73人のうち、33人に下痢や嘔吐などの食中毒の症状があり、このうち20人が医療機関を受診しました。患者はいずれも快方に向かっているということです。
関保健所は、患者らに共通する食事がこの飲食店で調理された弁当に限られることや症状があった複数人の便からノロウイルスが検出されたことなどから、この店が提供した弁当を原因とする食中毒と断定し、食品衛生法に基づき29日から再発防止策がとられるまでの間、この飲食店を営業禁止処分としました。
提供された弁当の主なメニューはローストビーフ、エビのオイル煮、から揚げ、ハンバーグ、サラダなどで、関保健所では原因究明のため従業員らの検便や調理場などの検査を行っています。