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特定の教諭にパワハラ行為 可茂特別支援学校の校長を減給処分 岐阜県教育委員会

県教育委員会は21日、特定の男性教諭2人にパワーハラスメントにあたる行為をしたと...
パワハラについての会見=21日午後、県庁

 県教育委員会は21日、特定の男性教諭2人にパワーハラスメントにあたる行為をしたとして、可茂特別支援学校の59歳の校長を減給の懲戒処分にしたと発表しました。処分は今月19日付です。

 減給10分の1、1カ月の懲戒処分を受けたのは、美濃加茂市にある県立可茂特別支援学校に勤務する59歳の校長の男性です。

 県教育委員会によりますと、校長は、おととし6月から去年3月までの間、学校施設に関する業務をめぐって40代の男性教諭に「この報告では分からない」「なぜ早く相談しないのか」などと校長室で毎週のように大声で叱責したということです。

 また、去年5月には、別の40代の男性教諭に対し、生徒指導に関する業務を「何もやっていない」という趣旨の発言をし、その後、この教諭は体調不良で2カ月間、休みをとっていました。

 県教委の聞き取りに対して校長は、大声での叱責はしていないと話す一方、「自分の中では気を付けて職務に取り組んできたが、それでもこうした事態になったのなら辞職する」と今年度末で辞職する意向を示しているということです。

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