柴橋正直市長らも出演して呼び掛け　岐阜市が自治会加入を促すビデオ放映へ

　市民の自治会への加入を促すため、岐阜市では市長が自ら出演して加入を呼び掛けるＰＲビデオを、３月下旬から庁舎で放映すると明らかにしました。

　これは１１日の岐阜市議会の質疑で、自民岐阜の大野一生議員の質問に対して、市民協働推進部の浅野裕之部長が答えたものです。

　※岐阜市 市民協働推進部　浅野裕之部長
「ことしの３月下旬からは、庁舎内などのデジタルサイネージにおいて、市長自ら転入者へ自治会加入を呼びかけるＰＲビデオを放映することで、加入促進を図る予定であります」

　浅野部長はこのように述べた上で、「自治会は地域コミュニティーの中核をなす組織であり、協働のまちづくりを進める上で欠かすことのできない重要なパートナーである」とし、引き続き転入者らへの加入促進に取り組む考えを示しました。

　なお、岐阜市の自治会加入状況は２００５年度には７０％でしたが、年々減少して去年４月時点では市全体で５５.４％となっています。最も高い地区は８１.７％ですが、最も低い地区では３７.２％となっていて、地区によって開きがあります。