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卒業を控えた小学生 「山中和紙」で卒業証書作りに挑戦 岐阜県飛騨市
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3月に卒業を控えた飛騨市河合町の小学6年生が、地元で約800年続く紙すきの工法で、卒業証書用の台紙を作りました。
飛騨市の河合小学校では、毎年この時期に6年生が地域特産の「山中和紙」の工法で、卒業証書の台紙づくりに挑戦しています。
児童5人は地元の和紙工房「いなか工芸館」を訪れ、山中和紙の手すき職人 柏木昭人さんから手ほどきを受けました。
児童は、簀桁(すけた)と呼ばれる木の枠を使って紙をすき、水分を吸い取って乾燥機にはり付け、ツバキの葉で形を整えながら仕上げていきました。
※児童は
「6年間の学校の思い出を詰め込んで作ったので、いい卒業証書ができそうです」
「世界に自分だけの和紙になると思います」
この山中和紙の卒業証書は、3月22日に行われる卒業式で手渡されます。