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寒風にあてて色鮮やかに仕上げる 飛騨染の寒ざらし始まる 岐阜県高山市

飛騨地方の祭りを色鮮やかに彩る伝統の染め物「飛騨染」の寒ざらし作業が30日から高...
色鮮やかな飛騨染の寒さらし作業=高山市松本町、ゆはら染工

 飛騨地方の祭りを色鮮やかに彩る伝統の染め物「飛騨染」の寒ざらし作業が30日から高山市の工房で始まりました。

 飛騨染は、もち米などで作った「もちのり」で下絵を描き、大豆の汁で溶いた顔料を使って反物に絵柄を染め付けます。

 闘鶏楽などの祭り衣装を手掛ける飛騨地域で唯一の工房「ゆはら染工」の干し場では、鳳凰と竜が染め抜かれた長さ12メートルの反物が寒風にさらされ雪景色に彩りを添えました。

 ※飛騨染 染元 ゆはら染工 5代目 柚原雅樹社長
「寒さにあたることにより発色が良くなってきれいに仕上がりますので、良い仕上がりになればなと思います」

 寒ざらしの作業は、2月7日くらいまで予定しているということです。

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