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るろうに剣心「無限刃」再現した企画展 岐阜県関市
関市の刀鍛冶が人気漫画「るろうに剣心」に登場する日本刀を再現した企画展「～剣心VS志々雄～るろうに剣心と日本刀の世界展」が来場者の目を引いています。
関市の関鍛冶伝承館に展示されているのは、漫画「るろうに剣心」の中で主人公のライバルである志々雄真実の愛刀「無限刃」を再現した日本刀です。
刃の部分に のこぎりのような細かな凹凸があるのが特徴で、刃文と呼ばれる焼刃の形状が燃える炎と 立ち昇る煙を連想させます。
２６日には、刀匠と研師によるトークショーが日本刀鍛錬場で行われました。
製作したのは関伝日本刀鍛錬技術保存会の刀匠で、二十五代と二十六代の藤原兼房 親子。
二十五代の藤原さんは「強い刃先にするため鍛錬の温度を調整した」と話し、二十六代の藤原さんは「１.５ミリ幅の ぎざぎざを付けることに苦労した」と振り返りました。
また、研師の各務弦太さんは「前例のない刀で不安もあったが、気合と根性で仕上げました」と語りました。
展示会場には、主人公・剣心の愛刀「逆刃刀」（博物館明治村所蔵）も合わせて展示され、連日 大勢の刀剣ファンが訪れています。
この企画展は、３月３０日まで開かれています。
