ニュース
- ニュース一覧
- 「もったいない」バイオマス発電燃料の未利用材が3D地図やブロックに変身 岐阜県郡上市
「もったいない」バイオマス発電燃料の未利用材が3D地図やブロックに変身 岐阜県郡上市
郡上市の企業がバイオマス発電用の燃料に加工している未利用材の一部を活用して、木工製品の事業に乗り出しました。
![]()
※リポート 高村優奈アナウンサー
「こちらがバイオマス発電の燃料に使われる木材チップ。そしてこちらが新たに開発された3D日本地図パズルやブロック。実はどちらも同じ未利用材でできているんです」
国土地理院のデータを基に高低差をミリ単位で再現した木製立体地図。
一体どのようにつくられどんな仕掛けがあるのか、実際に手に取って見せてもらうと、、、
![]()
※リポート 高村優奈アナウンサー
「こちらが皆さんお馴染みの岐阜県(の地図)です。よく見てみると、山の起伏までしっかりと再現されています。またこれヒノキの香りがいいんですよね。そしてこのピースをこちらにはめると、日本地図の完成です」
![]()
手がけたのは、郡上市高鷲町で公共土木工事などを手掛ける「穂積建設」です。
![]()
この会社では、地域の公共インフラ整備に加え、2020年にバイオマス事業部を立ち上げました。
![]()
バイオマス発電用に集められた未利用材の一部を活用し、事業の柱の一つとして新たに立ち上げたのが、木工製品の開発「森の宝箱事業」です。
![]()
※穂積建設 下牧成男社長
「これは、曲がってて、これは、まっすぐ。今まではすべてチップにしていたんです。けれど、まっすぐでいい木までチップにするのはもったいないので、これを「森の宝箱事業」に使用します」
![]()
強みとなるのが徹底した「廃棄ゼロ」の仕組み。加工の際に出る削り粉や端材は、すべて
バイオマス燃料として利用するため、原材料のロスはゼロです。
![]()
木材資源を余すことなく使い切る循環型のものづくりを実現しました。
![]()
※穂積建設 下牧成男社長
「小学校3年生、4年生ぐらいのお子さんに手に取ってもらって日本の地図を学んで貰いたい。起伏もありますので、自分の手で触って、ここが山で、自分の住んでいるところはこのへんなんだなというようなことを感じてもらいたいです。この地図はブロックになっております。それぞれ各都道府県に分かれていますけど、47都道府県の道の駅で扱っていただきたいなと思っています。そこへ行って地図をゲットして日本地図をつくってもらえたら最高です」
![]()
燃料として燃やす前に、暮らしの中に活きる価値のあるモノへ。
![]()
地域を支えてきた建設会社による木材を最後まで生かしきる新たな挑戦が、豊かな森の未来へつながっていきます。
