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サスティナブルがテーマのファッションショー 宿泊客が残した衣服を高校生がリメイク 岐阜県高山市のホテル

宿泊客が滞在先のホテルに置いていった衣服をリメイクして、障害のある人たちがモデル...
ホテル内で開かれたサスティナブルをテーマにしたファッションショー=高山市初田町、KOKO HOTEL 飛騨高山

 宿泊客が滞在先のホテルに置いていった衣服をリメイクして、障害のある人たちがモデルを務めて披露するファッションショーが、高山市のホテルで開かれました。

※KOKO HOTEL 飛騨高山 総支配人 奥田晋一さん
「来て下さった人生に彩りを加えられたらと思い、このショーを企画しました。これからも地域のみなさんと盛り上がったことができると思います」

 ずらりと並ぶ上着やズボンの数々。これらは全て宿泊客がホテルに置いていったものです。このホテルでは、各フロアに専用のボックスを設置して、不要になった宿泊客の衣服の
回収にあたっています。

 訪日外国人観光客=インバウンドの利用が多いこのホテル。「連泊傾向が多いインバウンドは買い足していく土産などでスーツケースがかさみ、要らなくなった衣服を捨てるのでは」とみていて、こうした衣服が課題となっていました。このため、ホテルでは去年1月から各フロアに回収専用のボックスを設置。集まった衣服を福祉施設などに届けてきました。

 このほど、新たな活用方法を発案したのが、ホテルの総支配人、奥田晋一さんです。

 それは、地元高校生がリメイクして障害がある人たちがモデルを務めるファッションショーです。リメイクを手がけた飛騨高山高校の生活デザイン科の生徒やモデルを務める障がい者のみなさんがホテルに到着しました。

 衣装に着替えたモデルをメイクするのは地元のエステ・化粧品会社のスタッフです。プロのメイクにモデルも緊張気味です。

 生徒は事前にどんな衣装がいいか要望を聞き取りして、デザイン画を作り、一点一点、衣装を制作しました。

 奥田さんは「SDGsをはじめ、高校生の創造力の発揮や障害者の活躍の場づくりのほか、地元企業などと連携することで、ホテルだけでは実現できない価値を生み出したいと、ファッションショーの狙いを話します。

※KOKO HOTEL 飛騨高山 総支配人 奥田晋一さん
「とにかく高山の人たちが意欲的で、呼びかけたら、私も私も、僕も僕もと手を挙げてくださったので実現できた」

※生徒
「これからサスティナブルファッションショーを開催します」

 モデルのみなさんは、レストランに設けられたレッドカーペットの上を、緊張しながらも堂々と歩き、ポーズを決めていました。

「テーマは流行を取り入れた『イケメンファッション』です」

「サステナブルファッションショー大成功!」

※リメイクファッションを手がけた生徒
「夏物がいいという要望があったので、長袖だったニットを半袖にして夏物にしました。(モデルが普段)パンツしかはかないというのを聞いていたので、普段履かないものに挑戦してもらおうと思ってスカートを作りました。(出来栄えは)100点です。楽しくて。モデルさんの笑顔も見られてよかったと思います」

※KOKO HOTEL 飛騨高山 総支配人 奥田晋一さん
「たくさんの笑顔が見られた。高校生とかモデルとか。緊張しながらも、はにかんだ笑顔が本当に良くて。それが全てです」

廃棄された衣服が起点となって生まれたファッションショー。「次は車いす利用者のショーを実現したい」・・・奥田さんの挑戦はまだ続きます。

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