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伝統工芸「岐阜和傘」の職人育成へ 「和傘塾」が開塾 1期生は4人 岐阜市
岐阜の伝統工芸「岐阜和傘」の知識と製作技術を体系的に学ぶ「和傘塾」が岐阜市に開塾しました。その入塾式が6日に行われ、第1期生4人が和傘職人への第一歩を踏み出しました。
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和傘塾は、従来の徒弟制度だけに頼らず、和傘づくりの知識と技術を学校方式で体系的に学ぶ育成機関として岐阜和傘協会が国や県、市の補助などを受け設立。去年の1年間をプレ開塾として指導方法などノウハウを蓄積し、ことし本開塾しました。
入塾式には、プレ開塾から和傘塾で学んでいる郡上市出身の後藤佳内子さんと、ことしから学ぶ愛知、三重出身の3人の計4人が出席。
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岐阜和傘協会の田中美紀代表理事が「和傘に対して皆さんそれぞれいろんな思いがあると思うが、その気持ちを大切に頑張っていただきたい」などと激励しました。
入塾生は2年間、座学や実技を通じて和傘づくりの基礎から部品の組み立て、和紙貼り、油や漆の仕上げまでを学びます。
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※ことしから学ぶ塾生
「2年間、先生方からたくさんの知識を学んで頑張りたいと思います」
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※ことしから学ぶ塾生
「学校方式のほうが自分たちにとってなじみやすいし、仲間とともに切磋琢磨できるのが一番のメリットかと思います」
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※ことしから学ぶ塾生
「過去の作品や今の作品を勉強したり、製法を勉強する中で自分のつくりたいものを探していきたいと思ってます」
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※後藤佳内子さん
「昨年度1年和傘に触れて、和傘と一口に言ってもいろんな種類があることを学びました。昔はあったけどもういまは失われてしまった和傘もある。いま求められているか、職人は少ないしつくられている和傘も少ないので、私が職人になった暁にはいろんな和傘をつくっていきたい」
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岐阜市は江戸時代から日本有数の和傘産地として知られており、ピーク時の昭和20年代中頃は600軒の和傘問屋があり、年間約1500万本 生産されていたということです。しかし、近年は、職人の高齢化や後継者不足などで技術継承が大きな課題となっていました。
