ニュース

  • ニュース一覧
  • JR東海 リニア水位低下問題 住民らに深井戸の設備を説明 岐阜県瑞浪市

JR東海 リニア水位低下問題 住民らに深井戸の設備を説明 岐阜県瑞浪市

リニア中央新幹線のトンネル掘削工事によって瑞浪市で地下水位の低下などが起きた問題...
住民に向けて井戸の使用方法などを説明するJR東海=10日、瑞浪市大湫町

 リニア中央新幹線のトンネル掘削工事によって瑞浪市で地下水位の低下などが起きた問題をめぐり、JR東海は10日、代わりの水源として掘った井戸の使用方法や設備について住民に向けた説明会を開きました。

 瑞浪市大湫町では2024年2月下旬ごろから共同水源などの水位低下や地盤沈下が確認されていて、リニア中央新幹線の日吉トンネル掘削作業の影響とみられています。

 JR東海では、代わりに用いる水源として、大湫町の私有地で去年6月から井戸の掘削作業を開始。11月には深さ150メートル余りの井戸の掘削が完了し、くみ上げの試験や水質調査が行われていました。

 この日は井戸の完成に先立ち、JR東海の職員が周辺の住民ら約20人に対し、井戸の使用方法や設備の説明を行いました。

 その中で、瑞浪市の水質調査でマンガンが基準値を超えていたことを受け、マンガンを除去する装置も設けて対応することも説明され、住民から「どうしてこの場所に作ったのか」「他の井戸への影響は本当にないのか」などと質問が挙がっていました。

※住民は
「水位が下がったと聞いて、家の前で車を洗うのなど遠慮していたんですが、(井戸が)使えるならちょっと楽かなと思います」

※住民は
「リニアができることに関しては反対ではないんですが、トンネルを掘る技術があるのなら、その技術で地盤沈下した場所を元に戻してほしい。お宮の池も枯れてしまって、昔からいたイモリもみんな死んでしまった。不信しかないな、JRには」

 JR東海によりますと、試験では、この井戸のくみ上げによって周辺の井戸に影響がないことが確認されたということです。

 井戸の完成はことし2月を見込んでいて完成後 当面の間は不具合などにJR東海が対応します。

関連記事