「気を張って運転して」元中日ドラゴンズ山﨑武司さん 　一日交通部長で交通安全呼びかけ

　年末年始の地域安全運動と年末の交通安全県民運動に合わせ、元プロ野球・中日ドラゴンズの山﨑武司さんが１８日、県警本部の一日交通部長に委嘱され、自転車事故の防止を呼びかけました。

　山﨑さんは１９８７年にドラフト２位で中日ドラゴンズに入団し、ホームラン王など数々のタイトルを獲得しました。

　今回の催しは、県警本部と日本損害保険協会中部支部が連携して企画し、県警本部の桂川勝広交通部長から委嘱状が山﨑さんに手渡されました。

　その後、岐阜市の県立岐阜商業高校に移動し、交通安全教室に参加しました。山﨑さんは２０２６年４月から施行される自転車交通反則通告制度の反則罰金を予想する「自転車交通違反クイズ」に生徒らとともに挑戦し、反則金額の大きさに驚いていました。

※県立岐阜商業高校２年　高橋真帆さん
「知らないことがたくさん多かったのですが、この機会に知ることができて良かったです。思ったよりも罰金が高かったりしてすごく驚いたので、ルールをちゃんと知って守って行動していきたいと思いました」

※県立岐阜商業高校　生徒会長　山下隼輔さん
「些細な交通マナーへの意識が足りなかったことや、自分の命の危険が及ぶ可能性があることが身をもって分かったので、これからはヘルメットを着けることや信号でちゃんと止まるというような身近なところから交通マナーを意識していきたいと思いました」

※山﨑武司さん
「普段から私も車でいろんな所に行きますけれど、より気を張って運転しなければならないとここ最近強く感じています。また、疲れている時にふとした時に気が緩んでしまって事故が起きてしまいますし、自分が注意していても相手が飛び出してくることもあるので、暗い場所ではより気を付けて、気を張って自宅に帰ってほしいです」