遭難した男性２人を無事救助　バックカントリー中「道に迷った」と通報　岐阜県白川村

　大野郡白川村の野谷荘司山付近でバックカントリー中に遭難した２０代の男性２人が、１４日に無事に救助されました。

　警察によりますと １３日午後４時１０分ごろ、白川村馬狩の野谷荘司山付近で、名古屋市に住む いずれも２５歳の会社員の男性２人から「道に迷った」と１１０番がありました。

　２人は 整備されていない雪山でスキーなどをする「バックカントリー」中に遭難し、１４日午前１０時半ごろ県警山岳警備隊が２人を発見したということです。

　２人にけがはなく、午後１時半ごろ 山岳警備隊と徒歩で下山しました。

　２人が遭難したのは標高約１１７０メートル付近で、積雪は５０センチほど、天候は雨だったということです。

　警察は、積雪時の山岳遭難が相次いでいるとして、登山届の提出や余裕のある計画を立てること、入山前に地形やルートを確認するなど、安全な登山を呼びかけています。