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備蓄米を購入時より高い価格で不正転売 本巣市の経営者ら2人を書類送検

米の価格が高騰する中、国が放出した備蓄米をスーパーマーケットで購入して、購入時よ...
岐阜県警

 米の価格が高騰する中、国が放出した備蓄米をスーパーマーケットで購入して、購入時より高い価格で転売したとして、岐阜県警は18日、本巣市の小売店の経営者ら男女2人を書類送検しました。

 国民生活安定緊急措置法施行令違反の疑いで書類送検されたのは、いずれも30代で、本巣市の小売店の経営者の男性とアルバイト店員の女性2人です。

 捜査関係者によりますと、2人は共謀して、ことし6月下旬ごろから羽島市のスーパーマーケットで購入した備蓄米を購入価格よりも高い価格で不特定多数の客に転売した疑いが持たれています。

 ことし7月中旬に農林水産省に情報提供があり、犯行が発覚。10キロ3480円で購入した備蓄米が小売店では4299円で店頭販売されていました。

 2人は、任意の調べに対して、「法律を認識していなかった。転売したことは間違いありません」と容疑を認めています。

 国民生活安定緊急措置法施行令ではことし6月23日から取得価格を超える価格での備蓄米の転売を規制していて、違反者には1年以下の拘禁刑、または100万円以下の罰金が科せられます。

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