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北アルプス西穂高岳で発見の遺体 神奈川県の29歳男性と判明 岐阜・高山警察署

高山市の北アルプス西穂高岳で8月30日に見つかった遺体は、神奈川県川崎市の29歳...
北アルプスの山並み=高山市

 高山市の北アルプス西穂高岳で8月30日に見つかった遺体は、神奈川県川崎市の29歳の男性と分かりました。

 遺体で見つかったのは、神奈川県川崎市高津区の会社員の男性(29)です。

 8月30日午前11時5分ごろ、高山市奥飛騨温泉郷神坂の西穂高岳で「登山道から約200メートル下に人のようなものが見える」との通報があり、出動した岐阜県警ヘリが遺体を発見しました。

 男性が見つかったのは、標高2909メートルの西穂高岳山頂から北東へ約250メートルの岩場で、死因は頭部の外傷でした。

 男性が提出した登山届けによると、8月29日に長野県の上高地から単独で入山し、西穂高岳や奥穂高岳に登って31日に下山する予定でした。

 高山警察署によりますと、北アルプスでの遭難件数はことし7月から8月までの暫定値で27件、遭難人数は 31人で、このうち6人が死亡、けが人が6人ということです。

 こうした状況を受け、警察は8月31日に新穂高ロープウェーしらかば平駅と西穂高口駅周辺で、登山者に対し広報活動を行っています。

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