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県立障害福祉施設の虐待事件 複数職員による40事案も判明 岐阜県

去年10月、土岐市の障害者支援施設「県立はなの木苑」で施設職員の男が入所者の男性を虐待した事件を巡り、県は23日、この施設でほかにも複数の職員による虐待事案があったと発表しました。県は23日付けで、この施設に対し、3カ月間の新たな受け入れを停止する行政処分を行いました。
県によりますと、事件発覚後に行った調査の中で、夕食の支援中に入所者が食事をこぼした時に頭部を拳で小突くなど計40の虐待行為に職員14人が関わっていたことが新たにわかりました。
施設では、事件を受けて職員を対象にした研修を行ったほか、今後、外部の有識者による第三者委員会を立ち上げて、再発防止策を策定するということです。
施設を運営する県福祉事業団は「被害に遭われましたご利用者、ご家族はもとより、すべてのご利用者、ご家族の皆様に対しましても心から深くお詫び申し上げます」とコメントしています。