ニュース
- ニュース一覧
- 高齢者の死亡事故ゼロへ 岐阜県各務原市でプロジェクトチーム発足
高齢者の死亡事故ゼロへ 岐阜県各務原市でプロジェクトチーム発足

去年、県内の市町村で交通事故の死者が最も多かった各務原市で、市と警察、住民が一体となって高齢者の死亡時事故防止に取り組むプロジェクトチームが発足しました。
県警によりますと、去年の県内の交通事故死者70人のうち、各務原市は最も多い7人で、高齢者が約7割を占めています。
これを踏まえ、事故の傾向などの分析を通じて地域の実情に合わせた対策を検討しようと市や警察、地元交通安全対策協議会が連携し、プロジェクトチームを結成しました。
チームの発足式で、浅野健司市長からチームリーダーの任命書を受け取った各務原警察署の村瀬義樹交通課長は、「死亡事故ゼロを目指し、高齢者の方に対する啓発活動を継続的に行っていきます」と決意表明しました。
プロジェクトでは、市内の交通安全協会の支部長がエリアリーダーを務め、体験型のセミナーや反射材の配布のほか、市民のサークル活動に合わせて短時間の交通講座などを行う「いきなり5分間講座」など高齢者を対象にしたきめ細かい活動が予定されています。
※各務原警察署 村瀬義樹 交通課長
「高齢者の方の被害がなくなるように警察、市をあげて全力で取り組んでいきたい。周りの車を運転される方、そして歩かれる方も防衛という形で事故を認識していただきたいと思います」