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航空宇宙産業の歩みたどる企画展「飛行場の町 各務原が育てた技術者と産業」 空宙博で開催 岐阜県各務原市
各務原市の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館＝空宙博(そらはく)で、航空機産業と歩んだまちづくりや技術者教育の歴史をテーマとした企画展が開かれています。
この企画展「飛行場の町 各務原が育てた技術者と産業」は、ふるさとの歩みを子どもたちに知ってもらおうと市歴史民俗資料館と共同で企画されました。
会場には、かつて農村だったまちが航空機産業のまちに変遷した歩みを、５つのブースに分けて写真パネルや貴重な資料などで伝えています。
このうち、各務原空襲のブースでは、爆弾の模型の展示や空襲の様子をＣＧで再現したオリジナル動画を通じて、戦禍に巻き込まれた市の歴史が紹介されています。
また、戦時中、航空機の知識を教えていた「各務原陸軍航空廠(しょう)技能者養成所」のコーナーでは、当時の養成所の教室が再現され、来場者は、席に置かれた教科書のコピーなどを手に取りながら関心を深めていました。
※各務原市歴史民俗資料館 戸﨑憲一館長
「戦後の航空機産業の発展を支えた技術者たちの勉学に励む様子を、ぜひ皆さんに見ていただきたいと思います」
この企画展は６月１日まで開かれています。
