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春の高山祭に向けてからくり稽古にも熱

14日から始まる春の高山祭に向けて、祭り屋台の「からくり」の稽古が行われています。
春の高山祭では、12台の祭り屋台のうち、「龍神台」「三番叟」「石橋台」の3台の屋台で「からくり」が上演されます。
このうち「龍神台」は、唐子が運ぶつぼの中から突然、龍神が飛び出し、暴れまわる様子を演じるもので、32本の糸を「綱方(つなかた)」と呼ばれる6人が、巧みな糸さばきで操ります。
稽古では、綱方たちが人形の細かな動きと糸の感触を確かめながら息を合わせていました。
春の高山祭は14日と15日の2日間行われ、からくりはそれぞれ午前と午後に奉納されます。
※龍神台組総綱の橋本正明さん
「うちのからくりは『はなれからくり』といって2体のからくりが動きます。どのように動かしているのか想像をしながら、『唐子』の静と『龍神』の動を楽しんでもらえたら」