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エイズ予防講話 正しい知識を児童に伝える 岐阜県岐南町

子どもたちにエイズについて知ってもらう予防講話が、羽島郡岐南町の小学校で行われま...
講話する林幸泰代表=羽島郡岐南町野中、東小学校

 子どもたちにエイズについて知ってもらう予防講話が、羽島郡岐南町の小学校で行われました。

 この講話は、世界エイズ研究予防財団 日本事務所が、県内の小中学校などで定期的に行っているものです。

 岐南町の東小学校で開かれた講話には、6年生の児童101人が参加し、日本事務所の林幸泰代表がエイズという病気について説明しました。

 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者とエイズが発症した患者の数は全世界で合計3990万人に上っていて、林代表は「過去の病気ではなく、県内でも感染者と患者は毎年増えている」と現状を話しました。

 そして、容器に入れた水を体の免疫に例えて、HIVに感染して免疫の力が低下する仕組みを分かりやすく解説しました。

 また、HIVは感染力の弱いウイルスであることを説明し、「正しい知識を持つことで予防できる」と呼びかけました。

 講話を聴いた児童は「薬を安く作ることはできないのか」「かかりやすい年齢はあるのか」など、エイズについて疑問に思ったことを積極的に質問していました。

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