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県営住宅をリノベーション 岐阜女子大生のアイデアを実現 子育て世帯に優しい住まい

築約50年の県営住宅が、子育て世代向けに大学生のアイデアを取り入れてリノベーションされ、関係者向けに内覧会が行われました。
これは、県の依頼を受けた岐阜女子大学家政学部生活科学科が一昨年秋から進めてきたプロジェクトで、各務原市の尾崎住宅と岐阜市の県営加野住宅について学生が改修プランを考案し、設計事務所の協力を得て去年9月から工事が行われていました。
改修前の加野住宅は、和室を含む3Kや3DKの間取りで、窮屈な印象を受けた学生らが、「子育て世帯に優しい住まい」をテーマに押し入れなどを取り払い、白を基調にした広々としたリビングに変更されたほか、家事の動線にも配慮されています。
※岐阜女子大学 小林由奈さん
「1番こだわったところは、(室内に)冷蔵庫と洗濯機が置けるようにしたこと。(改修前は)洗濯機が外に置いてあってびっくりした。まずは洗濯機を中に入れることになりました。(これまでの)県営住宅からは、想像できないと思うけど、新しい部屋やインテリアの中でゆっくりしてもらいたいです」
改修した県営住宅の見学会は、1月25日・26日に開かれます。県のホームページで事前予約が必要です。