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中国人大学生が200万円詐欺被害 中国警察名乗る男からのうその電話で 岐阜・可児警察署
可児市に住む中国籍の男子大学生が、中国の警察を名乗る男らからのうその電話で現金200万円をだまし取られる被害に遭いました。
被害に遭ったのは、可児市に住む中国籍の20代の男子大学生です。
警察によりますと、この男子大学生の携帯電話に今年9月、中国の警察を名乗る男から「あなたの中国の銀行口座の動きが怪しいので、このままではあなたを逮捕しなければならない」「保証金として54万元(約1100万円)必要だ」などと電話がありました。
その電話とともに、メッセージアプリに逮捕状のような書類の画像が送られてきたということです。
話を信じた男子大学生がそのような大金は用意できない旨を伝えると、まずは200万円を支払うよう男から指示され、10月に可児市内の金融機関から指定された口座に現金200万円を振り込んだということです。
その後、男子大学生が中国に住む友人に相談したところ、「逮捕状は写真で送られてくることはない」などと言われ、3日に警察に被害を届け出ました。
一連のやり取りはすべて中国語で行われて、警察は 中国人を狙った特殊詐欺事件とみて捜査しています。