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大垣共立銀行 新頭取に林氏就任へ 境頭取は会長に
大垣共立銀行は24日、境敏幸頭取が会長に就き、林敬治常務が頭取に就くトップ人事を内定したと明らかにしました。
これは24日午後、大垣共立銀行本店で開かれた会見で発表されました。
2019年から約5年間 頭取を務めてきた境頭取は、「本業利益が黒字となり、4月からは新しい中期経営計画をスタートさせた。成長を一段と加速させるこのタイミングで頭取を交代し、新たな経営体制で実行していくことが最適と判断した」と頭取を交代する理由を説明しました。
頭取に内定した林常務は、1982年に大垣共立銀行に入行し、経営企画や商品開発に携わったほか、関連会社の経営や不動産業務、新規事業の立ち上げなど、銀行業以外の経験も豊富で、2019年6月から常務に就いていました。
会見では「これまでの経験を生かし、地域経済の発展に貢献していきたい。銀行はサービス業という方針とOKBらしさを継承しつつ、全力で取り組んでいく」と意欲を語りました。
両者はいずれも代表権を有してそれぞれ会長と頭取に就任することになります。
この異動は6月の株主総会と取締役会で正式決定されます。
また、この日の会見では2024年3月期通期の業績予想を上方修正することが示されました。
個別業績予想の経常利益は、去年11月に発表した予想を27億円上回る115億円に修正したほか、当期純利益は、前回予想を21億円上回る83億円に修正しました。
上方修正する理由については、貸出金利息が上振れすることや生命保険の販売が好調であることなどを挙げています。