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生徒1人の「家庭連絡票」紛失 児童養護施設「岐阜県白鳩学園」

 県は23日、恵那市にある児童養護施設「県立白鳩学園」で、入所する中学生1人の氏名や生年月日などの個人情報を記した「家庭連絡票」を紛失したと発表しました。

 県によりますと、紛失したのは生徒が通学する中学校から持ち帰った家庭連絡票1枚です。連絡票には、生徒の氏名や住所、家族構成、それに同じ施設の中学生の氏名も記載されていました。

 4月10日、生徒から連絡票を預かった施設の職員が、本来は生徒に返却して中学校へ提出すべきところを別の用事で学校に向かう職員に生徒の連絡票も持って行くよう依頼し、翌日、中学校から未提出の連絡を受けたことで、紛失が発覚したということです。

 紛失の判明後、施設内を捜索しましたが発見できず、指定管理者である県福祉事業団は17日に警察へ遺失物届を提出しました。

 県によりますと、これまでにトラブルは確認されていないということです。

 県や県福祉事業団は、生徒や家族へ謝罪し、再発防止に向け、職員への個人情報の適切な管理や取り扱いを周知徹底するとしています。

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