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小型ポータブルバッテリーによる信号機の復旧訓練 災害時の停電を想定 岐阜県警
岐阜県警は災害時の停電などで信号機が止まる事態を想定し、小型のポータブルバッテリーを使った復旧訓練を行いました。
東海3県で、県警組織としてポータブルバッテリーの導入は初めてということです。
岐阜市薮田南の県道交差点で行われた訓練には県警本部や岐阜南警察署から約20人が参加しました。
信号制御機の上に小型のポータブルバッテリーを載せ、信号機の電源ボックスとつなぎ、復旧させるまでの手順を確認しました。
これまでは重さ20キロほどの発動発電機を使って電気を送っていましたが、信号機の大半がLED化されて消費電力が抑えられたことから、持ち運びやすく初動対応に適したポータブルバッテリーの需要が高まっていました。
現在、県警では10台を保有し、各署の需要を把握し、数を増やしていく予定です。
交通部の竹腰健管理監は「近年、自然災害が頻発し、信号機が止まることが多くなっている。迅速に復旧できるよう、進めていきたい」と話していました。