鵜飼の魅力を写真で紹介　岐阜市の「長良川うかいミュージアム」

　鵜飼を撮影した写真を公募し、集まった作品を紹介する展示会が岐阜市の長良川うかいミュージアムで開かれています。

　この写真展は、長良川うかいミュージアムが鵜飼の魅力を再発見してもらうおうと初めて開きました。

　全国から１５８点の応募があり、その中から選ばれた作品２１点が展示されています。

　このうち、月に照らされた鵜舟の篝火が水面を照らす作品や雨の小瀬鵜飼を写した作品のほか、県出身の写真家で今回の写真展の審査を務めた小林淳さんの作品も展示されています。

※長良川うかいミュージアム　河合昌美さん
　「瞬間を切り取った写真だからこそ、鵜匠の真剣な眼差しや卓越した技術、そして鵜飼の美しさや幽玄さに気付けると思います。通常の観覧船では分からないような鵜飼の魅力に、この写真展を通じて気付いていただければと思います。ぜひ長良川うかいミュージアムでお待ちしております」

　写真展は入れ替えがあり、前期が５月２０日まで、後期は５月２１日から７月１日までです。また、５月２６日には小林さんと一緒に観覧船に乗り、鵜飼の撮影指導が受けられる講座も開かれます。