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タイヤ産業の発展へ 柴田自動車と中国のレイダンが協力協定 岐阜県坂祝町

加茂郡坂祝町で自動車整備やタイヤ製造などを手掛ける柴田自動車と中国のタイヤメーカ...
協定書をかわしたワン社長(左)と柴田社長(右)=9日午後、岐阜市湊町、十八楼

 加茂郡坂祝町で自動車整備やタイヤ製造などを手掛ける柴田自動車と中国のタイヤメーカー「レイダン」は9日、自動車用タイヤ産業などの発展を目指した協力協定を結びました。

 柴田自動車は、自社のタイヤブランド「シバタイヤ」をレイダンに製造委託しています。

 これまでに、シバタイヤを装着した自社マシンがドリフト競技大会の「D1グランプリ」で優勝しています。

 協定の締結に先立ち、柴田自動車の柴田達寛社長の案内でレイダンのワン・チャン社長や、レイダンがある中国山東省青州市の訪日団らが柴田自動車を訪れ、タイヤの倉庫などを視察しました。

 その後、岐阜市の十八楼で調印式が行われ、柴田社長とワン社長が協定書を交わしました。

Q.柴田自動車と一緒にタイヤを作ってみて
※レイダン ワン チャン社長 
 「とてもいいです。私たちはいくつか製品を開発してきた。とてもチームワークがよいと確信している」

※柴田自動車 柴田達寛社長
 「今年、日本のチャンピオンも獲って、さらに世界を目指していくぞというところで、より強固な信頼関係と業務提携をして、よりよいタイヤ作りをしていくという覚悟。中国国内、日本国内でも宣言をすることで、よりアピールしていくねらいがある」

 今回の協定では、自動車用のタイヤ産業とモータースポーツの発展に貢献することを目的としています。

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