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「夢中でやってきた16年間」 郡上市の日置市長 退任会見
郡上市の日置敏明市長が任期満了となる10日、退任の記者会見を開き、「それぞれの課題に夢中でやってきた」と4期16年を振り返りました。
日置市長は現在80歳。旧自治省勤務や県の出納長などを経て、2008年に郡上市の第2代市長として就任。4期16年にわたって郡上市のかじ取りを担ってきました。
就任当初は厳しい財政状況の中、財政の健全化を念頭に、合併した旧7町村の一体感に力を注ぎました。
※郡上市 日置敏明市長
「今思い返してみますと、時期にそれぞれの課題があって。そういうものをいわば、夢中でやってきたと。それであっという間に16年間が過ぎ去ったのかな」
このように振り返った上で、印象的な出来事には「清流長良川の鮎」の世界農業遺産認定や、「郡上踊」と「寒水の掛踊」を含む「風流踊」のユネスコ無形文化遺産登録を挙げて、観光振興に弾みがついたと述べました。
また、次の市長に向けては「思い切って市政を展開していただければ」とエールを送りました。
3月31日の市長選挙で初当選を果たした山川弘保新市長は11日に初当庁します。