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名将・阪口慶三さん「非常に燃えている」 関商工高校野球部の特別顧問に就任 岐阜県関市

高校野球の甲子園大会で春夏通算40勝を挙げ、去年限りで大垣日大高校硬式野球部の監...
握手を交わす阪口慶三さん(中央)と江崎大輔監督(左)ら=2日午後、関市桐ケ丘、関商工高校

 高校野球の甲子園大会で春夏通算40勝を挙げ、去年限りで大垣日大高校硬式野球部の監督を退任した阪口慶三さんが、4月から関商工高校硬式野球部の特別顧問に就任し、2日、会見で意気込みを語りました。

※阪口慶三さん
 「負けてやめるのもいいかもしれないけど、最後くらいは胴上げされてやめてみたいと。しかも甲子園でとなると最後の最後まで勝たないといけない。今回引き受けたのは、この学校を甲子園で勝たせてみたい。そういう気持ちになりましたので、今ここで座って話をしている時も非常に燃えております」

 阪口さんは愛知県の東邦高校の監督を経て、2005年に大垣日大高校の監督に就任。大垣日大では甲子園にはこれまで11度出場しました。健康上の理由で、去年限りで57年に及ぶ高校野球の指導から退いていました。

<江崎監督の野球への情熱と人間味にほれた>

 特別顧問の就任は、10年ほど前から関商工の江崎大輔監督が、阪口さん率いる大垣日大の練習試合や公式戦の見学を重ねたことがきっかけになったといいます。

※関商工高校野球部 江崎大輔監督
 「私が憧れて、学びたくて、いつか阪口先生に認めていただけるようにという思いで、それからの10年間がんばってきて。最高の憧れの方がご指導いただけるということで、もう甲子園しかないと思っています」

 阪口さんはすでにここ数日、野球部の練習に携わっていて、選手とも積極的にコミュニケーションをとっているといいます。

 今後、阪口さんは特別顧問として補助的な立場で週に数回グラウンドを訪れ、選手や江崎監督のサポートをしていくということです。

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