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岐阜県内の3社4施設に立ち入り調査 小林製薬「紅こうじ」を巡る健康被害問題

小林製薬の「紅こうじ」を使ったサプリメントを巡る健康被害問題で、県は新たに県内の...
立ち入り調査された施設=1日午後、大垣市

 小林製薬の「紅こうじ」を使ったサプリメントを巡る健康被害問題で、県は新たに県内の3社4つの施設に立ち入り調査していたことを明らかにしました。

 これは1日、新年度定例会見で古田肇県知事が明らかにしたものです。

 立ち入り調査に入ったのは小林製薬が製造する紅こうじの原料を仕入れ、食品などを製造する3社 4施設です。

 1日と3月29日に大阪市の依頼で揖斐郡揖斐川町のアピNS(ねくすと)工場ソフトカプセル課、大垣市の中日本カプセル、可児市のアダプトゲン製薬可児工場を調査。揖斐郡池田町のアピ池田工場には2度目の調査が実施されました。

 各施設の地元の保健所の職員が立ち入り、販売先や仕入れ先などを聞き取ったということです。

 これまでに県内の保健所に紅こうじに関する問い合わせは16件あり、古田知事は「体に異常を感じた場合、医療機関や最寄りの保健所に相談してほしい」と呼び掛けました。

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