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不登校の中学生の自立支援 学びの多様化教室「にじ色」完成式 岐阜県高山市
高山市で整備が進められていた不登校の中学生の自立を支援する施設が完成し、県や市の関係者らを招いて式典が行われました。
高山市一之宮町に完成したのは、文部科学省指定 学びの多様化教室「にじ色」です。
不登校の中学生が自分に合った学びを深める居場所として、旧一之宮保健センターを市が新たに整備しました。
2階建ての施設内には、3つの教室がありビリヤード台や卓球台のほか、漫画や楽器なども置かれています。
式には関係者40人が出席、飛騨市出身の書道家・茂住菁邨氏が揮毫した「にじ色」の額の除幕式や、宮中学校吹奏楽部による記念演奏などがありました。
高山市教育委員会の中野谷康司教育長は「学びの多様化教室『にじ色』は次の時代の教育を考える一助になる」とあいさつ。
田中明市長は「子どもと地域が一緒に成長していくことを願います」と期待を込めました。
「にじ色」は4月から宮中学校の分教室として飛騨地域の12人の中学生が通うということです。
※高山市教育委員会 学校教育課 亀原修一教育支援係
「学びの多様化教室『にじ色』は、多様なお子さま方に対応する新たな選択肢の一つとなります。皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします」