金華山一帯を整備　城郭の景観復元や飲食物販施設（楽市・楽座）など　岐阜公園再整備基本計画案を発表　岐阜市

　岐阜公園の再整備を進める岐阜市は、山上部を追加した新たな再整備計画案をとりまとめ、３１日 発表しました。

　これは、岐阜市役所で開かれた記者会見で、柴橋正直市長が明らかにしたものです。

　当初の再整備計画の策定から１０年が経過していることから、多様化する利用ニーズなどに対応していくことで、金華山一帯の魅力を高めるのが目的です。

　計画案では新たに山上部の整備が追加され、城郭の景観復元や岐阜城と資料館の改修、飲食物販施設（楽市・楽座）の整備などが盛り込まれました。　

　また、来園者数を現状の１００万人から１５０万人にする目標が立てられています。

　柴橋市長は「市を代表する観光拠点にふさわしい公園として、さらなるにぎわいの創出につながるよう整備を進める」と話しました。

　市は今後パブリックコメントを行い、２０２３年度末の計画改定を目指します。