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岐阜県・飛騨地方と中濃北部で大雪 通行止めなど各地で影響
日本付近の上空に真冬並みの寒気が流れ込んでいて、岐阜県内では22日、飛騨と中濃北部を中心に雪が降り、東海北陸自動車道が一部通行止めになるなど影響が出ました。
※記者
「郡上市役所から約20キロ先の場所に来ました。この辺りは約20センチほど雪が積もり、車道はシャーベット状になっていおり、走りにくい状況となっています」
県内でまとまった雪が降ったのは、飛騨地方と中濃地域の北部で、22日午後4時現在の積雪の深さは大野郡白川村で85センチ、郡上市長滝で54センチ、飛騨市河合で30センチとなりました。
白川村では合掌集落が白くかすむほどの大粒の雪が降りました。
車が埋もれるほどの大雪となっています。
この雪の影響で、東海北陸自動車道は一時最大で飛騨清見ICから郡上八幡ICの間が上下線とも通行止めになりました。
岐阜県警によりますと、県内では雪によるスリップ事故が相次ぎ、22日は午後3時までに人身事故2件を含む計34件の事故が発生しました。
岐阜地方気象台が午後5時に発表した「大雪に関する岐阜県気象情報」によりますと、岐阜県では22日夜遅くにかけて山地を中心に警報級の大雪となる見込みです。また、23日昼前にかけては、美濃地方の平地でも雪が降り、注意報級の大雪となる所がある見込みです。
23日の午後6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、美濃山地50センチ、美濃平地15センチ、飛騨山地40センチ、飛騨平地10センチです。
気象台は、路面の凍結、電線や樹木への着雪、なだれや突風などに注意するよう呼び掛けています。