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「お役に立てた」「身に余る栄誉」 春の褒章 受章者喜びの声

今年の春の褒章では、県内から1団体 20人、県関係の県外在住者2人が栄誉に輝きま...
藍綬褒章を受章した大友克之さん=写真左=と平井良樹さん

 今年の春の褒章では、県内から1団体 20人、県関係の県外在住者2人が栄誉に輝きました。

 朝日大学学長で、県テニス協会の会長を務める大友克之さん(59)は、スポーツ振興功績で藍綬褒章を受章しました。

 ※藍綬褒章を受章 大友克之さん
 「私自身は東京の生まれ育ちで、30歳の時に岐阜に赴任してまいりました。今回の受章はスポーツ振興ということで、まさに私がこの岐阜へ寄せていただいてからいろいろと取り組んできた仕事が認めていただき、また岐阜県の方から申請をあげていただいたということは自分自身にとってもまさにこの29年を振り返ってひとつ皆さんのお役に立つことができたかなと思っております」

 整形外科のドクターとして、カンガルーカップ国際女子オープンテニスの医学的なサポートに協力した縁で県テニス協会に携わるようになり、2005年から会長を務めています。

 印象深いと話すのは、この大会の会場でもある、岐阜市の長良川テニスプラザのハードコートへの改修。元プロテニス選手の伊達公子さんの進言を受けて、県に陳情して実現したということで、この改修もあって、カンガルーカップは日本有数の大会に成長したということです。 

 また、「スポーツには人と人をつなぐ力がある」と力を込め、大学の学長として有望選手の県外流出を防ぐため部活動の強化にも注力しました。

 ※大友克之さん
 「スポーツ振興というのは、地域を活性化する大きなキーワードの一つだと思っております。そういう意味ではテニスに限らず、さまざまなスポーツにおいても人と人とをつなぐということに力を尽くしてまいりたいと思っております」

 一方、岐阜市の老舗料亭「日本料理ひら井」社長で、全国料理業生活衛生同業組合連合会会長の平井良樹さん(66)は、生活衛生功績で藍綬褒章を受章しました。

 ※藍綬褒章を受章 平井良樹さん
「身に余る光栄な栄誉をいただきまして身が引き締まる思いです。これから先、今までのことを振り返りつつ、さらに業界の役に立つような何かをしていけたらなと考えております」

 理系大学卒業後、料理の世界に飛び込み、京都・西陣の老舗料亭で腕を磨いた後「ひら井」に入り、2005年から4代目として社長に就きました。

 各地の日本料理店などでつくる全国料理業生活衛生同業組合連合会には2014年から携わり、副会長などを経て去年6月から会長を務めています。

 力を入れた取り組みとして、法令で義務化された国際的な衛生管理手法「HACCP」に準拠した衛生管理、特に県内では、冷蔵庫の温度管理で国の補助金を活用して、それぞれの店に携帯で管理できる温度センサーを配布して省人化にも努めました。この事業は全国的にも注目され、愛知や静岡でも始まるということです。

 ※平井良樹さん
 「やはり我々は人さまの健康を預かる食を通して預かる、ということを考えるとしっかりとHACCPをできるような体制づくりを各店でできるようなものを案内していく必要があるなと思っておりますし、いま世界中でさまざまな不穏な動きがある中でやはり食材の輸入輸出ということを考えるとそこもしっかりと抑えていかないとそれぞれのお店が運営できていかないだろうと思いますので、そういうことに対しての対策の方法と知識の普及を図っていきたいと考えています」

 今年の春の県内関係の褒章は、長年の社会奉仕活動をたたえる緑綬に1団体と1人、その道一筋に励んだ人に贈る黄綬に3人、産業の振興や公共の利益などに貢献した人に贈られる藍綬に16人が輝きました。

 このほか県外在住者では、ミラノオリンピック金メダリストの村瀬心椛さんが紫綬褒章を受章しました。

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