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地価公示 岐阜県内 商業地は3年連続 工業地は4年連続で上昇 高山市上三之町は24・9%上昇

土地取引の指標となる公示地価が17日発表されました。岐阜県内の商業地と工業地は変...
全国9番目の上昇率となった高山市三之町

 土地取引の指標となる公示地価が17日発表されました。岐阜県内の商業地と工業地は変動率・価格 ともに上昇しました。地価公示は、土地を売買する際の目安になるよう、国土交通省の土地鑑定委員会が毎年公表しています。

 県内の376地点を調査した結果、対前年 平均変動率は、住宅地は マイナス0・2%で
下落が続いている一方、商業地は プラス0・6%で3年連続の上昇、工業地も プラス2・5%で4年連続の上昇となりました。

 変動率で上昇幅が大きいのは、高山市の観光地で古い町並みが人気の高山市上三之町です。インバウンド(訪日客)の増加が地価の上昇を押し上げ、商業地では 全国でも9番目となるプラス 24・9%の大幅な上昇になっています。

 住宅地では、JR西岐阜駅から徒歩圏内の岐阜市西荘3丁目がプラス 5・3%の伸びで、幹線道路へのアクセスも良くスーパーなどの商業施設も多いことが評価されています。

 工業地では、本巣市見延が変動率 6・3%の伸びで、東海環状自動車道本巣ICに近く、西回りルートの延伸が地価の上昇をけん引しています。

 県内の最高価格は、商業地は JR岐阜駅前の岐阜市吉野町5丁目で、1平方メートル当たり70万7000円です。駅前の再開発計画が建築費の高騰などにより見直されたことで、価格の上昇幅は縮小しています。

 住宅地の最高価格は、JR岐阜駅の徒歩圏内にあって生活の利便性が高い岐阜市金町6丁目のマンションで、1平方メートル当たり33万1000円です。6年連続で県内最高となりました。

 鑑定評価員の小池育生 県代表幹事は「住宅地は全体で見ると下落が続いているが、下げ止まりの傾向が見られる」と分析しつつ、一方で「住宅ローン金利の上昇と建築費の高騰による下押し要因も出ている」として、住宅の取得需要が変化する可能性を示唆しました。

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